帯たんす
帯たんす
焼桐帯たんす[引き出し][焼桐グラデーション](やききり おび たんす)
桐たんすに帯を収納すると、
スペースが随分余ったり、
2つ横に並べると中央で重なって
上手く仕舞えない経験が誰にもあるはず。
そこで帯専用の桐たんす「帯たんす」を開発しました。
一般的な帯たとう紙が収まるサイズにしてあり
余分なスペースは取りません。
また、すべて引き出しにすることで
多目的に使用可能です。
着物収納の場合
引き出し1段に帯が約4〜5枚ほど収まり、
最大約35枚ほど仕舞えます。
付随する帯締め、帯揚げなど仕舞っておいても便利です。
洋服収納の場合
整理たんすとして使え、
洋服類もたっぷり仕舞えます。
この帯たんすは焼いて仕上げてありますが、
前面は7色で変化を付けています。
リビングルームに置いても馴染むことでしょう。
本格的は造りの中に遊び心を取り入れて
現代の生活様式に合う「 帯たんす 」を紹介します。
ポイントの確認(帯たんす)
▼ 以下、クリックで拡大します
point 01 天 丸 仕 上 げ
天板の接合部は蟻組みにてしっかりと組まれ、全面は45゜の留め仕上げにて狂いもなく接いでいます。また角を丸く加工することで全体的にやさしい感じになります。21o厚の胴板・天板は標準厚で、両角に面取りを施し、伝統的は造りで仕上げています。 |
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point 02 引 き 出 し 蟻 組 み
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< 丈夫な底板 > 底板は重い着物に耐えられるように 約9ミリ厚の桐無垢板 を使用しています。(JIS規格の鉛筆より少し厚めになります。)尚且つ 手造りの木釘を打ち込んで おり、着物の重みで撓むことや外れることはありません。
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point 03 引 き 出 し 先 板 蟻 組 み
引き出しの先板も組継ぎ手は引っぱり力に強い蟻組みを採用。見えないところまでしっかりとした丁寧な造りになっています。 |
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木 く ぎ 私たちが使うくぎはヒバの木から作りだす自家製の木くぎです。引き出しの底板や本体の裏板をとめる方法としてヒバの木くぎをしっかり打ち込んでいます。他のくぎと比べても数倍強度が増し、長く使っても抜けることはありません。
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< 自家製 木釘 > 引き出しの底板は手造りの木釘を打ち込んでおりますが、この木の釘も自分たちで造ります。ヒバ材の原木から僅かな大きさにするまで大変手間と根気が必要ですが、永く愛用できる品にするために労力は惜しみません。なんと、この桐たんすに木釘が
約230本 も打ってあります。
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遊び心のある
「焼桐帯たんす」
桐の表面を焼いて仕上げた焼桐帯たんす。
引き出しの仕上げ色に変化を付け本格的な造り方の中にも遊び心のある帯たんすに仕上がりました。
引き出しの仕上げ色は全7色あります。
それぞれ仕上げの色が変えてあります。
1番上から砥の粉仕上げ、焼桐YW色、YY色、YN色、YR色、YA色、YB色になります。
汚れ目が目立ち難く扱いやすい焼桐仕上げ。
この帯たんすは総幅が80pと比較的コンパクトで設置場所を問わず半間のスペースがあれば設置出来ます。また、リビングルームなど洋間にも良く合うことで、高い評価をいただいております。
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制 作 現 場
私たちが制作しています。
桐たんす専門の小さな工房ですが、
創業以来、桐丸太選びから始める制作スタイルは
今も変わりません。
製材、渋抜き乾燥など素材として使えるまでに
一手間も二手間も掛かりますが、
桐材の性質を理解し、素材の良さを十分発揮するように
何年もかけ管理しています。
良い素材こそが価値のある桐たんすになります。
私たちの桐たんす造りはすべて手作業、手加工で行い、
40年以上にわたって培った経験を生かし
独自の技術、技法で長年愛用してきた道具と共に
何十工程にも及ぶ匠の技で造られてきました。
伝統工芸の枠を超え、
より良い製品を目指し進化し続けています。
一棹一棹丁寧に想いを込めて造り、
「末永く愛され、お使いいただきたい」という
私たちの想いが託されています。
サイズの確認(帯たんす)
▲ クリックで拡大します
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帯以外の収納にも使えます 引 き 出 し
※引き出し 内寸 幅718o 奥行き415o 高さ115o(平均値) 幅560o 奥行き340o |
別注品事例(オーダー対応)
桐たんす専門の工房 ですので 細やかなオーダーに対応 いたします。
・サイズの変更
・引き出し数の増減
・引き出しの深さの変更
・木目の指定
・色目の指定
・金具変更
など、お客様の様々なご要望を「カタチ」にしています。
例えば、
「帯たんす」をベースにオリジナル桐チェストを製作した事例のご紹介です。
▲ クリックで拡大します
帯たんす 5段「グラデーション」 ・引き出し色 5色グラデーション
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▲ クリックで拡大します
焼桐 浅引き出し 帯たんす ・焼桐仕上げ |
本体サイズ | W800 D470 H1110 |
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本体胴板の厚み | 21ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 平面 フラット仕上げ |
接ぎ手方法 | 蟻組み ホゾ組み 木くぎ |
前面材 | 国産桐柾目材使用 |
総引き出し数 | 7段 |
引き出し内寸 | W718 D415 H115(内寸) |
仕 様 | 天丸仕上げ 1本立ち 国産桐材仕様 |
仕上げ | 焼桐・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金 具 | 隅取り木瓜かん 特別色 |
※撮影環境、ご使用のモニター、PC環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。 あらかじめご了承下さい。
※ショールームにて実際に桐たんすを見て、品質や色目等を確認してください。
よくある質問
桐たんす・桐チェストのサイズは基本的にたとう紙(着物を包む袋)が入る幅、
また、女性が扱いやすいような高さにしてあります。
弊社桐たんす・桐チェストは基本的にオーダーを受けてから製作に入りますのでサイズ変更は可能です。
最大限、ご要望にお答えいたします。
もちろん、制作いたします。お客様のイメージやご要望をお知らせくだされば、桐たんすの図面作成から始まり、スタイルや金具を選び、予算を決め制作にかかります。お気軽にお問い合わせください。
桐箪笥(きりたんす)の基本はオーダーを受けてから製作に入ります。
お気に入りの桐たんす(デザイン)が決まれば着物の数に応じ引き出しの数を増減できます。
使い方の趣旨をお知らせくだされば、職人からご提案もいたします。
桐たんすは約130、桐チェストで約100の工程を職人が手作業で製作いたします。
ですから、製作から完成まで1ヶ月半〜2ヶ月の時間を要します。
指定のお届け日がある場合、逆算して早めにご注文をくださると、希望日のお届けが可能になります。
基本的に材料の違い、造り方の違いで値段が変わります。例えば
造り方も若干違います。現物を見て確かめてください。
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- 私たちの桐たんすは孫の代まで使えるよう堅牢に制作してありますが、日常生活の様々なシーンでの傷、汚れ、凹みなど目立ってくる場合があります。
また、引き出しが開かない、扉が閉まらないトラブルなどお困りの場面もあります。
末永く安心してお使いいただきたく、三長家具ではアフターサポートのもと、迅速に対応いたしております。
まずは「お手入れ方法」をよく読んでいただき、それでも解決できない場合は桐たんす職人にお任せください。
三長家具の桐たんすには製品番号が付いており、ご購入された桐たんすのデータを管理していますので、最低限の情報をお知らせくだされば、的確に対応できます。
何か不具合が生じた場合はご連絡ください。迅速に対応いたします。※他社品に関しては有償修理になります。