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品名 | 平面型3.5和たんす |
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品番 | KW-156 |
価格 | 715,000円 (税込み) |
備考 | オーダー対応可能 |
標準型コンパクトモデル
幅を10センチ狭くしたコンパクトモデルのご紹介です。ベーシックモデルで昔から形を変えず永く愛用できる根強い人気の桐たんす。7分(21㎜)厚の桐板は桐材が呼吸しやすい厚み。永年の制作経験により、この厚みが適切と判りました。この伝承を活かした桐たんすを高品質の内地桐で造りました。内地桐とは国産桐のこと。主に秋田桐、南部桐など東北地方の寒い地域に生息する桐です。とても軽く吸湿性に富むのが特徴。国内で長い間育った木である為、高温多湿の日本の風土にピッタリな素材です。また、昨今の住宅事情を考慮して「本体を三つ重ね」にしたり、「幅を狭くする」など時代に合ったカタチに進化しています。技術レベルも1ランク上の技法を導入するなど制作内容を日々進化させ、使い易さ、匠の技など今の完成度の高いカタチにたどり着きました。
天板と本体の接合部は蟻組みにてしっかりと組まれ、全面は45゜の留め仕上げにて狂いもなく接いでおり、両角は面取りを施し伝統的は造りで仕上げています。また削り込みを行い形出しをする天丸仕上げは全体的にやさしいイメージになり和家具らしくなります。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
衣装盆は4杯あり、1杯に3~4枚仕舞えます。少し深めに設定してあり着物を多く入れても大丈夫な工夫がされています。着物は結構な重さになるため、衣装盆は引出しと同様蟻組みや木くぎ止めにて堅牢に造ってあります。
引出しの先板の組接ぎ手は引っぱり力に強い蟻組みを採用。また底(裏の部分)はアーチ型に細工がされており引き出しがスムーズに開閉できます。見えないところまでしっかりとした造りにすることで気密性が高く使い勝手の良い桐たんすになります。
本体を支える台は箱のような構造になっており、床からの湿気を阻止するため重要な部位になります。尚且つ、本体の重量を分散させる構造にしてあり、強固かつ繊細に造られています。また、足元のデザインは本体同様角を丸く仕上げ、本体とのデザインバランスを保っています。接ぎ手は剣先留という木口を見せない工法で仕上げています。この桐たんすは本体が胴丸スタイルで豪華さが特徴ですので、台輪デザインも3段構造で演出しており、緻密に計算され見えないところまで確かな技術で造られている台輪です。
サイズ W106 D47 H175
小引出し 1段
衣装盆 4杯
大引出し 3段
引出しにたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースが十分あり、取り出しがスムーズです。着物は4~5枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。セーター類もたっぷり仕舞え、着物が少ない方も整理たんすとして使用します。
※大引出し 内寸
幅977㎜ 奥行き410㎜ 高さ130㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
衣装盆にたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースがあり、取り出しがスムーズです。少し大きめのたとう紙でもゆったりと仕舞え、着物は2~3枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。
※衣装盆 内寸
幅905㎜ 奥行き370㎜ 高さ68㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1060 D470 H1750 |
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本体胴板の厚み | 21ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 平面 総面取り |
接ぎ手方法 | 蟻組み ホゾ組み 木くぎ |
大引出し内寸 | W977 D410 H130(内寸) |
衣装盆 | 4杯 |
衣装盆 内寸 | W905 D370 H68(内寸) |
仕 様 | 三つ重ね 忍び錠 |
仕上げ | 砥の粉・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金具 | 薄古美色 桐の葉 |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
私たちの桐たんす造りはすべて手作業、手加工で行い、
40年以上にわたって培った経験を生かし
独自の技術、技法で長年愛用してきた道具と共に
何十工程にも及ぶ匠の技で造られてきました。
伝統工芸の枠を超え、
より良い製品を目指し進化し続けています。
一棹一棹丁寧に想いを込めて造り、
「末永く愛され、お使いいただきたい」という
私たちの想いが託されています。
桐たんす造りのプロたちが
全工程を自社で行うことにより、
安心、安全、高品質な
本物の桐たんすをお届け致します。