品名 | 衣装たんす |
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品番 | KC-349 |
価格 | 550,000円 (税込み) |
備考 | オーダー対応可能 |
扉だけのシンプルなデザインですが厳選された上質な桐材は光沢があり、桐柾目の優美さが際立つ衣装たんすです。
この衣装たんすは背が低い割に、衣装盆が6杯もあり、着物がたっぷり仕舞えます。
また、一番下に小引出しを設けており、帯締め、帯紐など細かい物を仕舞うに便利です。
着物関連を保管するには最適な桐たんすです。
天板と本体の接合部は蟻組みにてしっかりと組まれ、全面は45゜の留め仕上げにて狂いもなく接いでおり、両角は面取りを施し伝統的は造りで仕上げています。また削り込みを行い形出しをする天丸仕上げは全体的にやさしいイメージになり和家具らしくなります。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
衣装盆はの四隅を丸く仕上げ、四面すべて砥の粉で仕上げることで前も後ろもありません。もちろん撥水加工により汚れが付きにくい高価な衣装盆です。その衣装盆は6杯あり、1杯に4~5枚仕舞えます。
本体を支える台は箱のような構造になっており、床からの湿気を阻止するため重要な部位になります。尚且つ、本体の重量を分散させる構造にしてあり、強固かつ繊細に造られています。また、足元のデザインはシンプルに仕上げ、本体とのデザインバランスを保っています。接ぎ手は剣先留という木口を見せない工法で仕上げています。この桐たんすは本体の下角も丸く仕上げる四方丸スタイルであるため、台輪デザインも1段奥に下げた形にしました。緻密に計算され見えないところまで確かな技術で造られている台輪です。
< 事例1 >
「大引出しがほしい」
大引出しを1杯増やした事例です。
・幅106㎝ 奥行き47㎝ 高さ141㎝
< 事例2 >
「可愛らしい透かし彫りを入れてほしい」
衣装盆の全面に透かし彫りを施しました。
・幅106㎝ 奥行き47㎝ 高さ125㎝
サイズ W106 D47 H125
衣装盆にたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースがあり、取り出しがスムーズです。少し大きめのたとう紙でもゆったりと仕舞え、着物は2~3枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。
※衣装盆 内寸
幅905㎜ 奥行き370㎜ 高さ68㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1060 D470 H1250 |
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本体胴板の厚み | 21ミリ厚 桐無垢板 |
本体の面形状 | 平面 総面取り |
接ぎ手方法 | 蟻組み 剣先留め 木くぎ |
衣装盆 | 四方丸盆 6杯 |
衣装盆 内寸 | W905 D370 H68(内寸) |
仕 様 | 一本立ち 小引出し付き |
仕上げ | 砥の粉・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金具 | 白和紙 あやめ |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。