品名 | 胴丸型昇たんす |
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品番 | KN-247 |
価格 | 1,012,000円 (税込み) |
備考 | 襖は桐板「横目」が 標準仕様になります。 |
他の桐たんすにないボリューム感が新鮮です。
本体の厚みが45ミリもあり、良材を贅沢に使った「桐箪笥」です。じっくり時間を掛け渋抜き乾燥をした本桐は光沢の良さが魅力的。永年愛用されてその良さが実感できるはずです。45ミリ厚の本体は上から下まで木目が通る「通し板」を使用しており、通常の桐たんすよりやや重いため、三つ重ねで構成してあります。
この厚みを上品に見せるために大きく丸みをつけました。「胴丸仕立て」と言い、ノミやカンナを器用に使い分け、丸みのある面を形成します。全体的にボリューム感たっぷりの胴丸デザインは、ご婚礼のお客様を中心に大変人気があります。
内容も充実しており、引き違い戸にも注目。「桐板を横目使い」にすることで和の落ち着いた雰囲気が増します。
さらに、棚板はすべて通し板を使ったり、水棚の造りや隠し箱など見逃せないポイントが満載です。
そして、随所に特殊な技法(蟻組み、剣先留など)が施され、品質、品位の良さは申し分のない桐たんすです。
本体はボリューム感に満ちた「胴丸仕上げ」。標準型の2倍以上の厚みで45ミリの桐材をたっぷりと使い丸く細工が施されています。天板も本体とのバランスが合う厚みにしてあり安定感のあるデザインになります。
引出しの前板と側板を接合する際に使われる技術を「蟻組み」といい、楔形に加工された形状が、お互いをぴったりとかみ合わせることで「引き出す力」に対して非常に強固な構造を生み出します。そのため、毎日頻繁に開け閉めする引出しが、長年の使用でゆるんだり、抜けたりするのを防ぎます。そして、その引出しの四面をかんなで削り、仕込むことで気密性を高めます。これにより、桐たんす本来の優れた調湿性や防虫性を最大限に活かすことができ、大切な着物を湿気や虫から守ることに繋がります。
引出しの先板は技術やこだわりがある証として「剣先留め」加工を施しています。もちろん組接ぎ手は引っぱり力に強い蟻組みを採用。また底(裏の部分)はアーチ型に細工がされており引き出しがスムーズに開閉できます。見えないところまでしっかりとした造りにすることで気密性が高く使い勝手の良い桐たんすになります。
本体を支える台は箱のような構造になっており、床からの湿気を阻止するため重要な部位になります。尚且つ、本体の重量を分散させる構造にしてあり、強固かつ繊細に造られています。また、足元のデザインは本体同様角を丸く仕上げ、本体とのデザインバランスを保っています。接ぎ手は剣先留という木口を見せない工法で仕上げています。この桐たんすは本体が胴丸スタイルで豪華さが特徴ですので、台輪デザインも3段構造で演出しており、緻密に計算され見えないところまで確かな技術で造られている台輪です。
サイズ W120 D49 H178
小引出し 1段
大引出し 7段
引出しにたとう紙(着物を包む紙)を入れると両サイドに手が入るスペースが十分あり、取り出しがスムーズです。着物は4~5枚ほど入ります。また、着物と帯をセットにして、空いたスペースに帯揚げ、帯締めなど仕舞うのもいいでしょう。セーター類もたっぷり仕舞え、着物が少ない方も整理たんすとして使用します。
※大引出し 内寸
幅1068㎜ 奥行き420㎜ 高さ115㎜(平均値)
※たとう紙の参考サイズ
幅880㎜ 奥行き360㎜
製品仕様
本体サイズ | W1200 D490 H1780 |
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本体胴板の厚み | 45ミリ厚 桐無垢通し板 |
本体の面形状 | 胴丸 総面取り |
接ぎ手方法 | 蟻組み 剣先留め 木くぎ |
小引出し内寸 | W313 D420 H115(内寸) |
大引出し内寸 | W106 D420 H115(内寸) |
仕 様 | 三つ重ね 隠し箱 忍び錠 |
仕上げ | 砥の粉・ロウ仕上げ(撥水加工) |
金具 | 黒 御所車 |
※ 撮影環境、ご使用のモニター、PC、スマホ環境により、色のイメージが微妙に違う場合があります。
※ 記載されている製品仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
私たちの桐たんす造りはすべて手作業、手加工で行い、
40年以上にわたって培った経験を生かし
独自の技術、技法で長年愛用してきた道具と共に
何十工程にも及ぶ匠の技で造られてきました。
伝統工芸の枠を超え、
より良い製品を目指し進化し続けています。
一棹一棹丁寧に想いを込めて造り、
「末永く愛され、お使いいただきたい」という
私たちの想いが託されています。
桐たんす造りのプロたちが
全工程を自社で行うことにより、
安心、安全、高品質な
本物の桐たんすをお届け致します。